身近な方が亡くなった場合、考えなくてはならない喪中はがき。
年末が近づき、いざ喪中はがきを出さなければならなくなった時、
「喪中はがきの切手って?どんな種類があるの?」「どこで販売しているの?」
「マナーは、どんなものがあるんだろう?」と、
わからないと思うことは色々出てくると思います。
「すぐに用意しなくてはならないし…」
「でも、どうしたらいいんだろ…」
誰に聞いたらいいのかさえもわからなくなってしまいますよね?
「はがきを用意したのはいいけど、切手はどうしよう…」
では、早速、喪中はがきを出す際の切手について確認しておきましょう。
喪中はがきに貼る切手の種類は?
喪中はがきに貼る切手には一体どんなものがあるのでしょう。
そもそも「弔事専用」として、「絶対にこの切手を使って下さい」という切手が
存在しているわけではありません。
あくまで「弔事用」として、こちらの切手がありますよっていう意味合いです。
郵便局で販売している弔事用切手は1種類です。
弔事用52円普通切手 花文様 です。
2014年(平成26年)3月3日(月)に発行されました。
ちなみに、以前は弔事用50円普通切手 葦に流水模様 でした。
発行日は、1995年(平成7年)4月25日(火)です。
皆さんご存じの消費税増税のため、2014年4月に郵便料金は改正されました。
それに伴い、弔事用50円普通切手 葦に流水模様 は現在販売を終了しています。
出典:郵便局HP
喪中はがきの切手を貼る時にマナーは必要?
喪中はがきにも、基本的なマナーというものはあります。
官製はがきを使わず、私製はがきを使用しで文面を作成し、
弔事用切手を貼って送るのがよしとされています。
「弔事専用」切手がないように、貼り方のマナーにも「絶対」はありませんが、
知っておいて損はないマナーですので、覚えておきましょう。
特に、目上の方や職場関係・仕事上のお付き合いで送る場合には、
最低限のマナーは必要です。
普段はもちろんのこと、冠婚葬祭に関しては、余計に気をつけたいものです。
喪中はがきの文面に、使ってはいけない言葉や表現の仕方があるように、
切手にもふさわしいものと、そうではないものとがあります。
カラフルな切手や、見ていて楽しくなるような切手は、
喪中はがきにはふさわしくない印象を与えてしまいますよね。
いくら絶対的な決まりがないとはいえ、
そういう最低限のマナーは必要だと思います。
同じ送るのなら、恥ずかしくない基本的なマナーは守って送りましょう。
喪中はがきの切手を販売している場所はどこ?
弔事用切手は、郵便局で販売しています。
沢山切手が必要ならば、100枚単位となりますが、
ネットでのオンラインショップでも購入することが出来ます。
100枚も必要ない場合や、数枚・数十枚単位で買いたい場合は、
郵便局に出向いて購入するしかありません。
郵便局以外で、弔事用切手を購入できるところがあるとすれば、
金券ショップくらいでしょうか。
金券ショップには、在庫がない場合もありますので、
お店に出向く前に、電話で問い合わせをするといいと思います。
「コンビニにも置いてある?」と思うかもしれませんが、
基本的には取り扱いはしていません。
日本中には数え切れないくらいのコンビニがありますので、
もしかしたら弔事用切手を取り扱っているところもあるかもしれません。
「弔事(ちょうじ)用切手の取り扱いはしていますか?」
と、直接探し回る前に、電話をして聞くと間違いはないと思います。
《弔事(ちょうじ)→死亡・葬式などのおくやみごとのこと》
まとめ
ネット社会になり、年賀状を出す人が少なくなってきている現代・・・
喪中はがきを出すことも、受け取ることも少なくなり、
マナーなんて気にしないという方も増えてきているとは思います。
しかし、亡くなった身内や周囲の方の心を想うと、
「はがきなんて何でもいいや」
「切手も家にあるもので済まそう」
とは、思えないのではないでしょうか。
また、目上の方・仕事関係の方にも、最低限のマナーは必要だと思います。
心ある人として、「思いやる」気持ちを忘れたくはないですね。
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